1.ブランディングデザインとは
ブランディングデザインを解説する前に、「ブランディング」と「デザイン」について解説します。
ブランディングとは
ブランドは、ユーザーが商品や企業に対して特定のイメージを持つことで生まれます。
ブランディングは、企業がユーザーに抱かせたいイメージと、実際にユーザーが抱くイメージを一致させる活動です。
企業の考えるブランドとユーザーが感じるブランドが一致したときに、ブランディングが成功したと言えます。
詳しくはこちらの記事をご覧下さい。
デザインとは
デザインというと、見た目の美しさが重要だと思われがちですが、そうではありません。
見た人に情報を分かりやすく、適切に伝えることがデザインの役割です。
美しさやおしゃれさは、見る人の目を引く一つの手段だと考えてください。
以上を踏まえると、ブランディングデザインは「ブランディングにおけるデザイン全般」と言えます。
企業のロゴやテーマカラー、Webサイトや広告など、ブランディングに関わるあらゆるデザインがブランディングデザインになります。
2.ブランディングデザインの役割
ブランディングデザインの役割は
①企業イメージを統一する
②ブランドのイメージを視覚的に伝える
の2点です。
企業イメージを統一する
ブランディングデザインでは、企業のロゴやテーマカラー、Webサイトや広告など、ブランディングに関わるあらゆるデザインを統一します。
そうすることで、あらゆるユーザーがどのデザインを見ても同じようなイメージを抱くこととなり、企業全体のイメージが統一されます。
ブランドのイメージを視覚的に伝える
企業が掲げる理念などは、顧客に伝わって初めて効果があります。逆を言えば、しっかり理念を伝えられないと、その企業の魅力は顧客に伝わらないことになります。
人は情報の8割を視覚から受け取ると言われています。
ブランディングデザインはブランドの伝えたいイメージをデザインで表現できるため、多くの顧客にその価値を伝えることができるのです。
参考:https://www.mcdonalds.co.jp/