【短尺動画SNS】創造性を刺激するTikTok 福山・尾道マーケティング・コンサルティングの株式会社カラバオ

マーケティング

【短尺動画SNS】創造性を刺激するTikTok

By Fafner

TikTokとは2016年に中国のByteDance(バイトダンス)社からリリースされた 5秒~30秒ぐらいのショートムービーを編集・投稿できるアプリが主体のSNSです。



日本では2018年時点でMAU(月間のアクティブユーザー数)が約950万人となっており、直近のデータはないものの、急激に人気が高まっています。

参考:TikTokが広告配信プラットフォームをリニューアル!日本法人副社長に聞く、広告主企業の活用価値

1.TikTokの特徴

若いユーザー数が多い

引用:1日平均起動43回!「あごのせ」10代を中心にハマるユーザー続出の「TikTok」

TikTokの大きな特徴として、世界中で若年層からの支持を集めているということが挙げられます。

上記のグラフを見れば一目瞭然ですが、若年層へのアプローチ手段として有効です。

ただ、こちらは2018年のデータとなっており、現在では若手以外の利用者も増えております。

X世代(1965-1980年生まれ)における白書がリリースされたので興味がある方は是非ご覧になってみてください。

X世代白書 〜理由が必要なX世代へ、架け橋を。

アプリ内で簡単な動画編集が可能

TikTokはアプリ内で簡単な動画編集が可能です。

音楽をつけたり、エフェクトをつけたり、文字を入れる等様々な加工がアプリ上で可能です。

同じ動画サービスのYouTubeでは動画制作のために、機材やソフトの準備が必要なだけでなく、動画編集のスキルも必要になります。

TikTokではアプリのみで簡単な編集まで完結することのできる手軽さが人気の1つの要因と考えられます。

フォロワー数が少なくてもリーチが伸びる拡散力

TikTokはTwitterやInstagramなど、他のSNSとは異なるアルゴリズムを採用しています。

多くのSNSは、基本的にフォローしているユーザーの投稿が表示されることから、フォロワー数が少ない段階では拡散が難しいという特徴があります。

それに対しTikTokは、すべての動画が一定のユーザーに閲覧される仕組みとなっています。

ユーザーの反応や視聴時間に応じて優れた動画であると判断されれば、さらに多くのユーザーに表示させることが可能となっています。

つまり、フォロワー数が少ないアカウントでも、一定のユーザーに閲覧してもらえる為、

良いコンテンツを提供できれば爆発的に広まる可能性があるといえます。

2.TikTok広告とは

そんなTikTokは急激に広告の出稿量が増加しています。

引用:TikTok広告とは?特徴や配信面、ターゲティングの種類など

TikTokの広告費は下記のような推移を遂げております。

2018年:8億ドル(約880億円)
2020年:280億ドル(約3兆円)
この2年間で35倍程出稿金額が伸びており、爆発的に成長しています。

そんなTikTok広告の特徴やメリットを見ていきましょう。

3.TikTok広告の特徴、メリット

機械学習の精度が高い

TikTok広告は機械学習の精度の高さが大きな強みです。

レコメンド機能(ユーザーにおすすめや関連動画を表示する機能)における機械学習は群を抜いています。

参考:TikTokが世界一の機械学習で実現させた「レコメンド」という革命

TikTokはユーザの以下のようなデータを保有し、上記で紹介した精度の高い機械学習アルゴリズムで配信を行います。

・基本情報 (性別や年齢、居住地域、など)
・通信環境 (形態の使用機種(iPhone/android)、Wi-Fiの使用有無など)
・興味関心 (スポーツやゲーム、旅行といった興味関心に基づく情報)
・カスタマイズ (自社のデータと照らし合わせた精度の高いターゲティング)

TikTok広告は購買や登録等自社の目的に合わせて最適に配信を行い、自社の目標達成に大きく貢献してくれることが考えられます。

広告に興味を持ってもらいやすい

TikTokを利用するユーザーはなにか面白いものを探している、いわゆる無目的な状態であることがほとんどです。

目的をもって閲覧しているユーザーは特定の目的が既にあるため、広告を鬱陶しく感じる人が多いでしょう。

しかし、特定の目的が無く回遊しているユーザーは、何となく面白い動画を探していたり、ボーっと見ている状態が多いと考えられるので、クリエイティブが良ければ広告にも興味を持ってもらえる可能性が高いのです。

広告クリエイティブが手軽に作成可能

TikTokの特徴として紹介しましたが、TikTokではアプリ内で簡単に動画の編集が可能となっております。

TikTok広告では動画テンプレートが多数用意されていますので、管理画面上から簡単に動画の作成が可能となります。

一般的には静止画のクリエイティブよりも動画クリエイティブの方が作成難易度が高く、PDCAを回すのが難しいです。

しかし、TikTok広告では簡単にクリエイティブ作成が出来る事からよりユーザーにウケる表現を検証して見つけやすくなっています。

4.TikTok広告のデメリット、注意点

短時間の動画で印象を残す必要がある

TikTokは動画広告なので他のSNSと比べて最長再生時間が短く、短時間でインパクトを残さなければなりません。

動画広告全般に共通していることですが、視聴者はフィードに流れてくる動画を見るか見ないかを瞬間的に判断します。

TikTokも同様に、冒頭3秒でユーザーの目を惹きつけるクリエイティブな動画制作が求められます。

クリエイティブの効果検証をきちんと回せるか

先ほどの点とも多少被りますが、TikTokは動画広告の為、クリエイティブによって善し悪しによって効果が大きく変わります。

いきなり、効果の高い動画を作成できればそれに越した事はないですが、クリエイティブの勝ちパターンを見つけるためには細かな効果検証を回すことが重要です。

どの媒体にも共通して言えることですが、きちんと検証軸をもって常にABテストを実施し、効率のよいクリエイティブのパターンを見つけていけるように実施していきましょう。
TikTok広告について今回は特徴と注意点を確認しました。



今後より利用者数が伸びていくと考えられる大注目のSNSとなっております。特徴をとらえ、有効に活用していくことで事業の拡大が期待できます。

「TikTok広告に興味があるが、詳細がわからない」などがあれば弊社でもご相談をお受けしております。

専門的な知識を持ったメンバーが事業に合わせたご提案をいたします。

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