【初心者必見】リスティング広告におけるビッグワードとスモールワードを解説 福山・尾道マーケティング・コンサルティングの株式会社カラバオ

マーケティング

【初心者必見】リスティング広告におけるビッグワードとスモールワードを解説

By Fafner

リスティング広告を運用する際に、ビッグワードとスモールワードなど考慮して配信設計を行なっていますか?

マーケティングに関わる方なら、「ビッグワード」と「スモールワード」という言葉を聞いたことがあると思います。

ビッグワードの扱いは、業界やビジネスモデルによって考え方が異なっていて結局のところ

「ビックワードとスモールワードはどちらに注力すればいいのか」
「そもそもビッグワードとスモールワードってなんだろう」

このように悩まされている方も多いかと多いかもしれません。

キーワードは検索ボリュームによって、ビッグワード・ミドルワード・スモールワードに分類されています。

今回はビッグワード・ミドルワード・スモールワードについてそれぞれ解説していきます!

1.ビッグワードとは

ビックワードとは検索エンジンで多く検索されるキーワードのことを指します。

明確な定義はありませんが、一般的には月間検索件数が10,000件以上のキーワードを指します。

ビックワードのメリット

・認知・興味関心の拡大にも効果的である
リスティング広告でビッグワードを登録するメリットとしては「認知・興味関心の拡大である」という点です。

ビッグワードでは、ユーザーの検索数が多くなるので、広告の表示回数も多くなります。

例えば企業名やブランド名を認知していない場合、特定の指名系キーワードで検索される量が少ないので、1単語や2単語からなるシンプルなビッグワードで検索する傾向があります。

ビッグワードでリスティング広告を掲載することで、まだ個々のブランドについて認知をしていないユーザーに対してのアプローチをすることが可能になります。

・データ量の獲得によるPDCAの高速化
ビックワードでは、検索数が多いので、広告がクリックされ、サイトに流入するユーザーが増えます。

訪問するユーザー数が増えることに加えデータが貯まるため、サイトの問題点も発見しやすくなり、PDCAをより早くに進めることが可能になります。

ビッグワードのデメリット

・コンバージョン率が悪くなる可能性がある
ビックワードは基本的に1単語で構成されているワードです。

例えば、「モンスター」というキーワードがあったとして​​​​この場合、検索しているユーザーの意図やニーズは、この単語だけではハッキリと理解する事ができません。

どんなモンスターを探しているのか、エナジードリンクのモンスターなのか、化け物のモンスターなのかなどユーザーの具体的な意図が読みとりづらくなってしまいます。

そのため広告文も検索意図に沿ったユーザーのニーズに関連するものにすることが難しくなり、その結果購入に繋がりにくくなります。

・無駄な費用が増える可能性がある
ビッグワードは検索ボリュームも多くニーズが明確になってないかつ、表示回数も多いので、無駄なクリックが増え、想定以上に費用がかかってしまう可能性があります。

クリック単価が高いもので1,000円を超えることもありますので、キーワード選定に注意が必要です。

ただビッグワードに出稿するだけではなく目的を明確にしてそれに合わせてビッグワードを活用しなければ、求める成果に繋がりにくいという点があげられます。

2.スモールワードとは

スモールワードはビッグワードの逆で、月間検索ボリュームが1,000件以下のキーワードに対して使われることが多いです。

スモールワードは場合、認知が少ない商品名や複数のキーワードからなる複合キーワードとなります。

スモールワードのメリット

・ユーザーのニーズに狙い撃ちにできる
ビッグワードとは反対にボリュームが少ないことで、他社との競合が減りクリック単価の抑制や、検索された際に上位表示される可能性が高まるなどの特徴もあります。

検索回数は少なくてもキーワードにニーズが顕在化しているためコンバージョンは獲得しやすくなります。

例:モンスター エナジードリンク 効果

スモールワードのデメリット

・検索量が限られ、獲得量を伸ばすことが難しい
スモールワードでは、月に表示回数が数回しか発生しないものもあります。

このようなスモールキーワードだけにウェブサイトへの集客を頼っていると獲得率は高いものの獲得数が少ないという状態になることも考えられます。


また分析できるデータも少なくなり、効果検証や改善に時間がかかってしまうのもデメリットです。

3.ミドルワードとは

ミドルワードとは、ビッグワードとスモールワードの中間に位置する検索数を持つキーワードのことを指します。

ミドルワードに該当する明確な検索数の基準があるわけではありません。

ミドルワードやスモールワードといった中小規模の検索数を持つキーワードでも、多くのキーワードにおいて検索広告上位を獲得すれば、アクセス数はビッグワードにも匹敵するという可能性があります。

リスティング広告で成果を上げるためにはミドルワードも十分に活用しましょう。

4.​​ビッグワードとスモールワードの使い分け

ビックワードでは、検索数が多いので、当然のことながら表示自体は増え、ユーザーがサイトへ流入してくることが多くなります。

訪問するユーザー数が増えることで、サイトの問題点も発見しやすくなり、PDCAを高速で回すことができます。潜在層にアプローチするならビッグワードが効果的だと考えられます。

スモールワードはビッグワードとは反対にボリュームが少ないですが、他社との競合が減りクリック単価の抑制や検索された際に表示される可能性が高まります。

さらにキーワードにニーズが反映されやすいので顕在層にアプローチをするならスモールワードが効果的でしょう。

これまでの内容をふまえ、リスティング広告の導入を検討してみてはいかがでしょうか?

ポイントは、これまでで述べた「ビッグワード・ミドルワード・スモールワード」をふまえながら、予算に応じて「抜け漏れなく」選定する事が必要です。

抜け漏れがあると、せっかくの広告を表示するチャンスを逃してしまうため、適切なキーワードをリストアップしていきましょう。

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